Z会グループのエデュケーショナルネットワークと業務提携し「LANGX Speaking」の大学向け販売を加速

弊社の開発しております英会話能力判定テスト「LANGX Speaking」について、Z会グループのエデュケーショナルネットワーク様と代理販売契約を交わし、大学等の高等教育機関向けにご提供を開始いたしました。

提供開始に合わせて2024年2月8日(木)に早稲田大学でセミナー「対話型AIによる英語スピーキング能力判定の現在」を開催します。

詳しくは、Z会グループ様からのプレスリリースをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001061.000049291.html

Wantedlyインタビュー記事:会話AIエージェントプラットフォームのスケールアップや海外事業展開を支えるインフラエンジニアを募集

Wantedly記事のリンク

エキュメノポリス「SXSW EDU Launch」にてファイナリスト登壇、LANGXを発表

エキュメノポリスは、2023年3月に開催されたテキサス州オースティンでのSXSW EDU Launchにて世界の教育関係者や投資家に最新のLANGXを発表しました。

Yoichi Matsuyama, CEO of Equmenopolis, pitched at SXSW EDU Launch

英会話新体験「LANGX」は、現実世界のシミュレーションに没入し、背景や性格の異なるAIキャラクターとのダイナミックな会話を通じて、自分の言語能力を発揮するプラットフォームです。

LANGXの世界に入ると、ユーザー(学習者)はまずAIエージェントからインタビューを受けます。日常生活の簡単な話題から複雑な社会問題まで、AIエージェントは適応的に話題を変えながら、ユーザーの能力を動的に評価し、パーソナライズされた返答をします。ユーザーが内容が理解できない場合は、AIエージェントが質問を言い換えたりします。インタビューが終わると、最終的な能力判定スコアと、次に何を学ぶべきかの提案を受け取ることができます。判定精度は、現時点で人間の専門家グループの平均を越えています。

SXSW EDU EXPOでは、LANGXの新バージョンのデモを展示し、グローバルな教育関係者や投資家から注目を集め、今後の展開について議論を深めました。ご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。

About Equmenopolis

Equmenopolis helps people to learn, work, and enjoy themselves in the digitized society with socially-intelligent conversational AI technology.

Founded in May 2022 as a spin-out from an academic research group in Tokyo, Equmenopolis creates a highly interactive multi-purpose conversational AI agent platform and corresponding applications to support any aspects of work and education. 

Our team members possess expertise in spoken dialogue systems, natural language processing, machine learning, VR/AR, applied linguistics, architecture, and media art. More than half are doctoral degree holders. We come from diverse corners of the world,  including Japan, US, UK, Spain, France, Poland, Colombia and more.

エキュメノポリス、世界的EdTechイベント「SXSW EDU Launch」にファイナリストとして登壇

EdTechスタートアップの登竜門的ピッチイベント「SXSW EDU Launch」の東アジア唯一のファイナリストに選出。3月7日、日本発の英会話学習新体験サービスを世界に発表。

SXSW EDUにてLANGXを発表

株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山洋一、以下「当社」)は、世界的クリエイティブイベントSXSW(サイス・バイ・サウスウエスト、米国テキサス州オースティン)の教育系スタートアップ・ピッチコンペティション「SXSW EDU Launch」のファイナリストに東アジアから唯一選出されました。

詳しくは、弊社のプレスリリースをご参照ください。

会話AIエージェント開発のエキュメノポリス、シードラウンドにて総額4.5億円の資金調達を実施

早稲田大学 知覚情報システム研究所の会話AIメディア研究グループが2022年5月に設立した株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山洋一、以下「当社」)は、 Beyond Next Ventures株式会社(以下「BNV」)から第三者割当増資を実施しました。また、NEDO認定VCでもあるBNVからの支援を受け、2022年度「NEDO シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援 (STS)」、総務省/NICT「Beyond 5G 研究開発促進事業・シーズ創出型プログラム」の研究委託先に採択され、エクイティ・助成金を合わせて総額4.5億円の資金調達となります。

資金調達の背景

当社は、人間とAIが協調することで生産性と品質を向上する世界を目指し、教育・小売・医療現場や窓口業務等の労働集約的な対人サービス業をオンライン代行する会話AIエージェントプラットフォームを開発しています。2023年には、プラットフォームをフル活用した第一弾製品として英会話学習支援サービスを展開予定です。

資金使途

  • プラットフォームの開発加速:会話AIエージェントが提供する会話パターンやスキルを拡張するとともに、WebブラウザやVR・AR ゴーグルなど、あらゆるモバイルデバイスで手軽に臨場感あふれる会話体験の実現を目指します。
  • リサーチャー/エンジニアの採用強化:研究開発を加速するため、対話システムや自然言語処理、デジタルヒューマン、並列分散処理・仮想化等の技術分野、および第二言語習得や応用言語学分野のリサーチャー、エンジニアを積極的に採用してまいります。詳しくは、当社HPの採用ページにアクセスください。
  • 市場拡大:当社のすべての事業は国内に留まらず、海外への販売を予定しています。2023年初頭の言語学習支援サービスのリリースを皮切りに、言語の壁を越えたグローバルマーケットへの展開を目指しています。

本リリースに関するお問合せ先
エキュメノポリス社 広報担当

AI・人工知能EXPO 2022に出展

2022年5月11日~13日に、東京ビックサイトで開催予定の「AI・人工知能EXPO」の会場で、エキュメノポリスのブース展示を行います。InteLLAのデモ体験をはじめ,当社のビジョンと最新の研究開発の成果の一端をご紹介いたしますので、是非会場にお越し下さい。

展示詳細

第6回 AI・人工知能EXPO【春】

日時:2022年5月11日(水)~13日(金) 10:00~18:00

場所:東京ビッグサイト(南展示棟)

小間番号:6-20「エキュメノポリス」

社会的知能を持つ会話AIでSociety5.0の実現へ 〜 早稲田大学発スタートアップ「エキュメノポリス」設立

会話AIエージェントサービスのプラットフォームを開発する株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山洋一、以下「当社」)を2022年5月2日に創業いたしました。

当社は、早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究機構 知覚情報システム研究所の会話AIメディア研究グループの研究員らが中核となって設立された大学発スタートアップです。デジタル化が進む未来社会「Society 5.0」において、各産業の労働集約的な対面業務を支援・代行するための会話AIエージェントプラットフォームを開発し、人間とAIが協調して各事業者の生産性と品質の向上の実現を目指します。

エキュメノポリス創業チーム

人間とAIの豊かな共存世界を創出

開発している会話AIエージェントプラットフォーム「LANGX」(ラングエックス;Language Experience Platform)は、ビデオ会議やメタバース環境など、様々な使用シーンでのAIエージェントとの会話体験サービスを実現するために以下のような主要機能を提供します。

  • 意図推定:音声・言語・顔画像、視線情報等を入力として特徴抽出し任意の抽象度の意図情報を認識します。
  • インタラクション制御:ユーザーが発話を継続する意図があるのか発話を終了したのかを判定する機能や、発話の被りが発生した際に解決するような機能など、タイミング制御に関わる一連の機能群を提供します。
  • 発話動作生成:対話の状態に合わせて,談話的・統語的な情報から各種ジェスチャーの軌跡を生成したり、ユーザーが発話している際に同調的な表情や頷きの生成をするなどの言語・非言語動作を生成します。
  • 会話能力判定:ユーザの会話能力を判定します。 語学学習支援アプリケーションにとどまらず、広くコミュニケーション能力判定に利用されることが期待されています。
  • Human-in-the-Loop 機械学習:会話AIエージェントサービスを実現する上での各種のパターン認識(例:意図推定や能力判定)や、対話シナリオのデータ収集を不特定多数のクラウドワーカーにタスクとして依頼して高品質のデータを生産します。
  • 対話制御:上記サービス群をオーケストレーションする対話制御サービス。 ユーザーはそれぞれのビジネスロジックに沿って対話シナリオを自動・半自動に記述し、ビデオ会議やXRのデバイスを通して会話インタラクションを実現することができます。

現在、LANGXによりサポートされる会話のパターンには、インタビューのようにユーザーの情報を適切に引き出せる質問を行うものや、ミュージアムガイドのようにユーザーの興味に応じて説明を展開するようなものがあり、今後、窓口業務や小売の現場などで人間とAIエージェントが共同意思決定を行えるような、各産業での活用シーンを見据えた多様な会話パターンがサポートされていく予定です。また、ユーザーの興味や対話履歴に基づく会話のパーソナライゼーションには量子コンピューティング技術も活用されています。

創業チーム

代表取締役の松山は、早稲田大学 基幹理工学研究科 情報理工学専攻で博士号を取得後、米国カーネギーメロン大学にてダボス会議公式バーチャルアシスタントの研究開発プロジェクトや米Google、Microsoft、Yahoo!などとの各種会話AI産学連携プロジェクトを主導し、帰国後の2019年度に早稲田大学 知覚情報システム研究所に主任研究員(研究院 准教授)として着任しました。その他経営陣には、国際経験豊かな技術経営コンサルティング出身の最高戦略責任者CSO、AI・ロボット分野の研究開発マネージャー出身の最高執行責任者COOの就任が決定しています。

研究開発メンバーには、音声対話システム、自然言語処理、機械学習の研究者、VR/AR技術者、応用言語学者、建築家、アーティストを擁し、その約半数以上は博士号取得者で構成されます。国籍も日本、米国、フランス、ポーランド、コロンビアなど多岐に渡り、今後も世界トップクラスの研究者・技術者の積極的な採用を予定しています。

早稲田大学の知覚情報システム研究所発スタートアップとしては、人間-AI協調フレームワーク開発を行う株式会社知能フレームワーク研究所も先行して創業されており、当社とシナジーを生み出していきます。

早稲田大学提携VCによる創業支援

当社は、早稲田大学提携VCのBeyond Next Ventures株式会社およびウエルインベストメント株式会社と共に創業準備を行ってきました。2019~2020年度にウエルインベストメントが事業プロモータをつとめたJST START事業では、社会的会話AI技術を活用したメディアサービスの事業開発を行い、2021年に開催されたBeyond Next Venturesが主催するディープテック特化型アクセラレーションプログラム「BRAVE」では、特に英会話学習支援事業のビジネスモデルのブラッシュアップが行われました。今後、2022年4月に設立された早稲田大学ベンチャーズ株式会社やスタートアップ・エコシステム形成支援事業GTIEプログラム等との連携も含め、早稲田オープンイノベーションバレー構想の一翼を担うことが期待されています。

株式会社エキュメノポリス(Equmenopolis, Inc.)

社名「エキュメノポリス」は、1960年代に夢想された「あらゆる都市がネットワーク化され、ローカル性とグローバル性が両立する理想的な世界都市」という概念「Ecumenopolis」に由来します。冒頭の2文字「EQ -」には、今後人間の共同活動者としてのAIが備えるべき「心の知能」が表現されており、Equmenopolisは「共存する電脳世界都市」を意味します。新型コロナウイルス感染症の蔓延に端を発して出現した新しい社会の局面を前にして、人間とAIが豊かに共存し価値を創造できる社会モデルを提案してまいります。

  • 代表取締役:松山 洋一
  • 本社:東京都新宿区西早稲田一丁目22番3号 アントレプレナーシップセンター内
  • 研究所:東京都新宿区早稲田27 グリーン・コンピューティング・システム研究センター 3階 
  • 主な事業:会話AIエージェントプラットフォーム開発およびそのアプリケーションの開発
  • 会社サイトhttps://www.equ.ai/
  • 主な採択実績
    • 国⽴研究開発法⼈ 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「⼈と共に進化する次世代⼈⼯知能に関する技術開発事業」(2020年度採択)
    • 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)(2019年度採択)
    • 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)SBIRフェーズ1(2021年度採択)
    • 富士通研究所デジタルアニーラ共同研究(2021年度採択)
    • Beyond Next Ventures主催アクセラレーションプログラム「BRAVE」(2021年度採択)
  • 主な協力機関
    • 早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構
    • 早稲田大学 アントレプレナーシップセンター
    • Beyond Next Ventures 株式会社
    • ウエルインベストメント 株式会社
    • 早稲田大学ベンチャーズ 株式会社
    • 株式会社 早稲田大学アカデミックソリューション
    • 株式会社 e-sia
    • 株式会社 知能フレームワーク研究所
    • 株式会社 内外切抜通信社
    • オルトブリッジ・テクノロジー 株式会社
    • Choitek 合同会社
    • 山﨑企畫研究所
    • レビ設計室

関連するプレスリリース

InteLLAがReimagine Education Awardを受賞

2021年12月10日、InteLLA(Intelligent Language Learning Assistant)開発プロジェクトは、革新的な教育の取り組みを表彰する世界最大級の教育コンテストQS-Wharton Reimagine Education Award 2021におけるLearning Assessment Category(能力判定部門)にてBronze賞(銅賞)を受賞しました。

受賞概要

コンテスト名称:QS-Wharton Reimagine Education Award 2021
https://www.reimagine-education.com/
主催:クアクアレリ・シモンズ(QS)社 および 米国ペンシルベニア 大学ウォートン校(MBA)
部門と賞:Learning Assessment Category(能力判定部門)Bronze賞(銅賞)
発表日:2021年12月10日(金)

QS-Wharton Reimagine Education Awardは、英国の大学評価機関のクアクアレリ・シモンズ(QS)社と米国ペンシルベニア 大学ウォートン校(MBA)とが主催する世界最大級の教育イノベーションのアワードとして世界的に有名です。AIやVR/AR、Eラーニング、能力判定等、複数の部門から構成されます。主なスポンサーにGoogle Cloud、Amazon Web Services、IBM、Microsoft、Salesforce等が名を連ね、過去にはハーバード大学、MIT、カーネギーメロン大学等の海外有力大学の研究や世界的に有名な教育アプリ等が受賞しています。

詳しくは、早稲田大学のプレスリリースもご覧ください。

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