LANGX Speakingは、2023年度から早稲田大学の正規英会話授業科目「Tutorial English」(年間1万人以上受講)に正式導入された他、2023年3月に世界的クリエイティブイベントSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト、米国テキサス州オースティン)の教育系スタートアップ・ピッチコンペティション「SXSW EDU Launch」のファイナリストとして東アジアから唯一登壇する等、世界的な認知度も高まってきております。
日本の英語教育において、英語による「コミュニケーション能力」の養成が重要視されながらも、その指導方法や評価方法、教材が十分でないことが長らく指摘されてきました。世界的な語学能力判定基準であるCEFR(Common European Framework of Reference;ヨーロッパ言語共通参照枠)では、英語4技能(読む・書く・聞く・話す)のうち、特に「話す(Speaking)能力」は語彙の豊富さ・文法的正しさ・流暢さ・発音の良さ・インタラクティブ性・一貫性などの要素によって説明されると定義されています。このなかでも特に既存の英語能力自動判定テストが不十分と指摘されてきたのは、他者と会話するうえで重要とされる「インタラクティブ性」、「一貫性」の視点でした。従来の読み上げ型のようなテストによる判定では、このようなインタラクティブな特徴を捉えずことが原理的に難しく、実際のコミュニケーション能力を十分に反映されていないことが指摘されてきました。
EdTechスタートアップの登竜門的ピッチイベント「SXSW EDU Launch」の東アジア唯一のファイナリストに選出。3月7日、日本発の英会話学習新体験サービスを世界に発表。
SXSW EDUにてLANGXを発表
株式会社エキュメノポリス(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山洋一、以下「当社」)は、世界的クリエイティブイベントSXSW(サイス・バイ・サウスウエスト、米国テキサス州オースティン)の教育系スタートアップ・ピッチコンペティション「SXSW EDU Launch」のファイナリストに東アジアから唯一選出されました。
当社は、早稲田大学提携VCのBeyond Next Ventures株式会社およびウエルインベストメント株式会社と共に創業準備を行ってきました。2019~2020年度にウエルインベストメントが事業プロモータをつとめたJST START事業では、社会的会話AI技術を活用したメディアサービスの事業開発を行い、2021年に開催されたBeyond Next Venturesが主催するディープテック特化型アクセラレーションプログラム「BRAVE」では、特に英会話学習支援事業のビジネスモデルのブラッシュアップが行われました。今後、2022年4月に設立された早稲田大学ベンチャーズ株式会社やスタートアップ・エコシステム形成支援事業GTIEプログラム等との連携も含め、早稲田オープンイノベーションバレー構想の一翼を担うことが期待されています。